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2024/05/05

マジェプリ映画観てきました


 観てきましたよ、劇場版マジェスティックプリンス覚醒の遺伝子……!
 リアタイ視聴者じゃなくて再放送でハマった勢なのでおかえりなさいって言うのなんか変かな????って気もするんですが、おかえりなさいって感じの映画でした。以下ネタバレ感想。ちょびっとだけ百合とか腐とか言っているぞい。










 アサギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
 ポスター見た限り主役張るのかと思ったらそうでもなかった! でもアサギらしくて良かった!
 全員に見せ場があって、細かく語り始めたらすごいことになりそう。ここ良かったなあってシーンが指だけでは足りない。到底足りない。でも語りたい。思い出せる限り書いていこうと思います。マジェプリ観た後ほかの映画も観ようかなとか思ってたんですけど「こりゃ感想書かないといけねえ」ってほぼ直帰しましたから……!!

 まずイズル。ラストまで目覚めを引っ張るのかなと思ったら、意外と早く起きたwwwしかもやっぱりあの起き方wwwお前ら本当にお似合いだなwwwwwwwイズルはもう皆の中に根を下ろしてる存在なんだなあってしみじみしました。運ばれていく後をついていくチーラビとピットクルーの皆さんよ……。そして寄せ書きの数々よ……。美少女画は絶対喜ぶなと思ったら最後までネタになってましたね。イズルは20年後も変わらなさそうだなあ。

 そんでアサギ。アサギが「そ、総ツッコミ」って呟くところニコニコしないで見れた人いるんですか????????? パーティしよう発言とか噛んじゃうところとか私はずっと微笑ましくて死にそうでした。アサギにとって「楽しいこと=パーティ」なんだな……。覚醒したブルーワンもべらぼうにかっこよくて、「その上を走るんだ!? かっこよすぎない!? そんなかっこいいの卑怯じゃない!?」って思ってたら八つ裂きにされるし……! 気になっていたアンジュの台詞はあそこだったんですね~。というか今回アサギとアンジュのやりとりがすごい良かった。楽しかった。ミジンコ→ダンゴムシ→カメムシとかいうランキング。結局アサギはどこに落ち着いたんだろうかwwwホワイトゼロに乗り換えてからのずっこけぶりとケイとの連携、兄弟仲良くおてて繋いで本当この……! やっぱりアニメのEDでおてて繋いでたのアサギとイズルだったんじゃないですか???? あーしかしアサギの見どころ多すぎて困ります。イズルが皆のヒーローなら俺はイズルのヒーローになりたいってお兄ちゃんは本当に光のつぶあんだな!!!! 最後ホワイトゼロから脱出してイズルがそれを救出に向かって、もうね、目から光のつぶあんが……。というか戦闘シーンずっとかっこよくなかったですか。宇宙では色とりどりのウルガル機が色づけされた星雲の写真みたいだったですし、地上戦はぐるぐる回る背景が、カメラワークが、ちょっともうどうなってんすか。めちゃくちゃかっこいいよお。マジェプリの戦闘シーンは本当にすげえよお。

 日本語が乱れてきました。続いては私の大本命であるスルガくんについて感想を。前々から有能でしたが映画では更に有能だったね、頑張ったね、えらいね、トロフィーと表彰状をあげたいよ。いやまさかトドメの大任を引き受けると思ってなくて。いや一人じゃなくて皆の攻撃だったけど。なんかアサギとイズルでやっつけるのかなって思い込んでたもんだから……。アッこれ全員覚醒全力攻撃だってなったときヒエーってなりましたよね。ローズスリーの射撃受け持ったりゴールドフォーさんが出現したり、ローズスリーを足場にして砲撃とか合体攻撃じゃないけど合体攻撃みたいでなんかもう胸が熱いとしか言いようがねえ!! あとお見舞いとか寄せ書きとか言い出しっぺなことが多くてカワイイカワイイしてました。スルガ、変わってないねえ。だけどパトリシアさんとタマキの揉み合いに大して反応してなかったのは何故なんだい。身内認識があるとリビドーの対象にならないという解釈でいいのかい。あ~いつまでもピュアなスルガくんでいてくれ~。でももし彼女できたときは隠さずに教えてくれ~。

 彼女と言えばケイも可愛かったですね。いやまだ付き合ってないですけど。ボイスドラマでイズルの台詞に怒ってるとこ可愛かったwww本人はケロッとしてるのが腹立つとかwwwなるほどwwwケイは最後のアサギと連携してホワイトゼロを動かす場面が本当に熱くてかっこよくて!!!! マジェプリの醍醐味はほんとこの連携とかチームワークとかそこなんですよね。私ジャンプでやってるワールドトリガーって漫画も好きなんですが、チーム戦好きな方は今回の映画めっちゃウオーってなると思います。というかまさに連携が組みあがっていくそのときに流れていたのが「心はひとつじゃない」だったと思うんですけど、アッシュも元はホワイトゼロというひとつの機体だったということを踏まえると、チーラビは皆でひとつなんや、ウオオッウオオオッ的な ごめんなさい もう 日本語が ケイの機体は皆をひとつにする要の役割だと思うので、なおさら もう あかん 最高でした……。

 タマキも塩辛のビンを綺麗に洗って取っといて……、元気で……いい子で……。マジェプリはどんなに設定とか展開とかが暗い方向に進んでもキャラが明るいので色んなことが前向きに受け止められるんですよね。悲しみ一色に染まらないというか。それでも今回アサギがボーンした直後は皆放心して混乱してましたが。でもそれを一旦横に置いて戦えるあたり、この子たちはやっぱり軍人なんだよなあ。タマキちゃん幸せになってくれ……。素敵な彼氏をゲットしてくれ……。パトリシアさんと百合でもいいぞ……。

 アンジュもたくさん出番があって語り尽くすの難しいんですけどアサギにリーダー代わりますって言う場面と訳なしでディオルナと罵り合う場面が特に好きですね。言葉が通じなくても罵倒されてるときってやっぱりわかるらしいですよ。というかこの二人の場合、選ぶ単語のレベルも似ているような気が。大人しいほうのアンジュがアサギにああいうことを言ったっていうのも嬉しかったなあ。仲間になったんだなあ。チームフォーンの子と絡むのかなと思ったらそうでもなかったのでどこかで補完があると嬉しいな。ところで私が見逃しただけかもしれないんですけどブラックシックスって覚醒してましたっけ……。最後もうウワアアアアウワアアアアアってなってて追いつかなくて……。2回目観に行く予定なのでちゃんと確認しないと!!

 チーラビ語るだけで1時間使ってる……。でもまだ色々言いたいのでもう少し頑張ります……。

 スズカゼ艦長のね、胸倉掴んですごむやつね、あそこが一番泣きそうになりました。リンリンほんとに皆が大事なんだなあ!! 今のチーラビがリンリンくらいの年齢になった頃、きっと色んなことに気づいてリンリンにありがとうってなるんだろうなあという想像でもう泣けます。リンリンはもう教官ではないけど、人を育てる仕事ってすぐにはわかってもらえないというか、それを受けたほうは後になってから自分が真剣に向き合われていたと知るんですよねえ。マジェプリはそういう大人と子供の関係も上手く描写してると思います。あー、私もリンリンにすごまれたい。あと放送でリンリンが落書きと物品を注意したときに一瞬映ったシモン司令最高でした。あそこが一番吹きそうになりました。司令、怒られてますよ!

 あとチャンドラさん、劇中でまたフィアンセの話を始めてフラグを立て直しだすのでちょっと焦りました。何もなくて良かった。尺があと30分長ければ死んでいたかもしれない。チャンドラさんはなんか立っているだけでセクシーですね。スルガくんのことはだいぶ腐った心を抑えて見られるようになってきましたけどチャンドラさんはまだ無理そうです。フィアンセさんには本当に申し訳ない。

 それからテオーリアがディオルナの言葉を訳そうとして無理……ってなるところ本当にありがとうございました以外の言葉が出てきませんありがとうございました。主人公のママがこんなに可愛くていいのか? シモン司令はどんな顔であの場面を見ていたんだ? ダニールくん訳してあげなよォ! テオーリアちゃん泣いてるじゃん!

 コミネ大佐もなんだかんだで出てくるとおかえりなさいって感じしますね。スターローズ2の場面が一番おかえりなさい度高かったかもしれません。

 ふう……。というわけで乱雑な感想ですが、メッチャ楽しかったというのが伝われば幸いです。迫力の戦闘シーン、相変わらずの愛すべきキャラクターにニコニコしっぱなしでした。まだちょっと頬が痛いくらいです。
 楽しかった……。また観に行こう……。応援上映ないのかな……。
 製作に関わった全ての方に、ありがとうございましたと言いたいです。マジェプリはいいぞぉ!


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2016/11/04 感想 Comment(0)

「来てけつかるべき新世界」観てきました


 ヨーロッパ企画さんの劇を観に行くのは二回目です。ブンボーグも楽しかったけど今回も面白かった~! というわけで以下感想です。ネタバレにご注意。












 今回すごく構成が良くて、二時間ちょっとがあっという間でした。あれだけ盛りだくさんの内容をよくここまで凝縮したなあと。台詞のひとつひとつにお話を進行させる役割とその場の空気を作り出す役割を持たせてあって、だから通常の倍の量の情報を詰め込めるのかなと感心しどおしでした。シン・ゴジラでも感じたことですが、一度に二つやっちゃうから密度を高く維持できるのかも……? こういう作品に触れると自分もいつか圧縮型の短編小説に挑戦してみたいと創作意欲を刺激されます。
 あと五話構成になってたのも興味深かった。大きな山の中に小さな山を並べてあるから間延びしないで最後は「アッ終わっちゃった」って感じでしたね。ああ、これだよ、これが構成力ってやつだよ……。
 完成度の高さでは「冬のユリ・ゲラー」と「サマータイムマシンブルース」がやっぱり二強だなあと思うんですが、「新世界」も相当上位に食い込みそうです。
 ヨロ企さんの舞台のあとは楽しい宴会のあとと似た気分になりますね。謎の実家感がある、と一緒に観に行ったフォロワーさんと喋ってました。

 ここからただの萌え語りになるんですけど、テクノさん良かったですね……。多分私は頭脳派キャラという立ち位置と服装にやられてるんですが、いや、良かった。あの「若松……!?」「げ、現実……!?」のまだ夢から覚めきってない場面が特に最高でした。正直テクノさんのスピンオフ欲しいです。
 あとパトローと炊飯器がかわいくてやばかった。まさか炊飯器に萌える日が来るとは……。パトローの思考を人間が勝手に読み取って通じ合ってる感じとか、人間にちょっと気をつかう炊飯器とか、窓から放られる炊飯器とか、肩に担がれる炊飯器とか、炊飯器かわいすぎないですか? いやパトローもかわいかったんですけど。ビーム撃つところとか野良警備ロボっていう肩書きとかめっちゃかわいかったんですけど。
 というか二代目パトローは初代パトローと同じ存在なんでしょうか? 言及されていませんでしたが気になります。連続性という意味では継ぎ目は確かにおかしくなってはいないんですが、どうなんでしょうか。

 いや、ほんとに今回盛りだくさんでしたね。SFっぽさと昭和っぽさの絶妙な融合具合というか、世界観も面白かったです。そのうち偉人ものとかもやってみてほしいなあ。
 あー、それにしてもテクノさん良かった。「身体あったんだ!!」っていうあの感じ、完全にネットで知り合った友達と初めてリアルでお会いしたときのアレと一致します。
 来年もまた観に行けたらいいなあ。楽しかったなあ。

2016/09/10 感想 Comment(0)

シンゴジラ観ました


 いやー、すごかったですね。
 以下感想をつらつらと。ネタバレは控えるつもりですが気になる方はご注意ください。













 まあ何がすごいって、映画館出た後に駅前のビル街に「あ、ゴジラが見える」ってなったのがすごかったです。シャブかよ。幻覚剤かよ。この幻覚ね、15時前に映画終わって夜になるまでずっと幻視可能でした。

 こういう書き方するとなんか私がヤバい人みたいなんで説明させていただくと、一緒に観に行ったフォロワーさんと「あの高層ビルの影からゴジラがにゅって出てくるよ……」「わかる、そんであそこを通ってあのビルを倒して進んでいく……」という妄想にものすごいリアルで鮮明なビジョンを、自分の眼前にある現実の風景に、映し出すことが可能だったという意味です。

 もしかしたらこういう経験は他の映画好きな方にとっては当たり前のことなのかもしれないんですが、私は人生初だったので結構衝撃的でした。だってさあ、劇中の人物が見たであろうサイズのゴジラの幻がさあ、見えるんだもん。「なんだこれ????」ってなりましたね。

 上映後、街を歩くのが楽しくて楽しくてしょうがなかったです。13階だか14階だかのカフェのテラスで感想を語り合っていたときも「やべーあの建物の横から出てくるゴジラ見える」「向かいのビルのガラス窓にゴジラが映り込んでいる」「やべー」「すげー」みたいな会話いっぱいしてました。他にも「ゴジラの幻覚見えたよ!」って方がいたら感想をおうかがいしたい。あのね、ほんと『昴』のボレロの後みたいでした。ほんと。



 もうひとつ、「同じ脚本、同じキャスト、同じスタッフを使ったとしても庵野監督じゃなかったらここまで大作にならなかっただろうなあ」とわかるのがまたすごかった。

 一緒に観に行ったフォロワーさんも仰っていたんですが、世界観の厚みがすさまじいんですよね。厚み、或いは奥行きと言えるかもしれません。監督の中に存在しているシンゴジラの世界のうち、あの映画に出てきているのは1%くらいなんじゃないかと思うんですよ。残りの99%は、語られず、映りもせず、だけど存在感を放っている。このシンゴジラの世界にはものすごく多くの人間が生きているんだと、スクリーンに現れなかったものまで想像可能なんですよね。それが本当にすごいなあと思って。

 そしてこういう風に感じるのは、シンゴジラがものすごく高密に圧縮された物語だからだと思うんです。上手い例えが思い浮かばなくて自分でも残念極まりないんですが、ワカメをね、ワカメのまま出すことは難しくないんです。で、料理人はそれを美しく切って装飾したり、自分なりの味を加えて良いものにしたりするわけで。だけど庵野監督みたいにワカメの水分を極限まで飛ばして乾燥させる、およそ2時間という尺にぎゅぎゅっと押し込めることは並大抵の才能ではできないわけですよ。

 要らない部分を「削った」んじゃないんです「圧縮した」んです。だからこっちも元の大きな大きなワカメをみずみずしく思い浮かべることができるんです。いや、もう、まじで半端ねえ。天才だよ。天才です。何をどうしたらこういう才能が生まれるのか、もしかしたらシンゴジラそのものより監督の才能のほうに感動したかもしれません。



 私がなるほどと思うゲーテの言葉に(厳密な言い回しは忘れましたが)「作者や作品の偉大さはその作品の素材ではなく、その素材をどう扱っているかに出る」というのがありまして、シンゴジラではそのことをまざまざと実感したのです。

 素材というのは登場人物とか状況設定のことだと認識しています。一番大きな素材はやはりゴジラでしょう。ストーリー展開も素材と言えるかもしれません。たとえ同じ展開、同じ結末を用意しても、他の監督が撮ったものと庵野監督の撮ったものでは明確な違いが生まれるでしょうから。

 で、その違いというのがまさにこの「世界観の圧縮」に他ならないと思うんですよね。ファウスト第2部なんかもそうなんですが、「世界観の圧縮」が行われている作品って、はまりこんだ人がものすごい研究的に読み込むんですよ。どこを切り取ってもどこを掘り下げても必ず何か発見があるから。これってエヴァが起こしたのと同じ現象だと思うんですよ。

 いや……すごいな……。庵野さんは本物なんだな……。いや……、ほんと語彙力が死ぬわ……。



 というわけでネタバレせずにこれだけ語れるシンゴジラ、まだご覧になっていない方には是非観ていただきたい作品です。

2016/08/28 感想 Comment(0)

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